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 加古川播磨地方を流れる1級河川。上流をたどれば、氷上郡や多可郡、多紀郡に行きつくはず。
 私も中学〜高校時代、自転車で、加古川市〜三木市〜小野市〜加西市あたりまで
 たどっていったことがありますが、支流でも結構水量が豊富だったりします。
 この豊富な水を活かした産業が、タオル製造だったと思います。
 
 
     (↑2004年4実業団合同駅伝会場となった加古川河川敷マラソンコースのようす)
 
 長く続く河川敷は周辺住民の憩いの場、私も子供のころ、飯盒炊さんをしたり
 石なげをしたり、遊び方には困りませんでした。
 その他の河川(兵庫県内)播磨地方には、市川、夢前川、揖保川、千種川があり、
 
  (↑夢前川上流のようす)
 
 阪神地方には、武庫川、猪名川などがあります。
 河川と物流・産業これら河川は、物流・産業に大きな影響を与えています。加古川:タオル、水運(米、水産物の上下流交易)
 市川:皮革加工   揖保川:そうめん?(そうめんは湧き水だったかも・・・)
 物流は、河川を利用した南北交流と、陸路・海路を利用した東西交流が
 ありますが、江戸時代などの河川水運による町の繁栄から、輸送方法変更による、
 経済の中心地区の変遷はたどっていくと面白いと思います。
 (高砂市:海路と河川の交差するところで、港周辺が物流基地として古来栄えた
 源氏物語中に出現する古謡高砂、現代に伝えられる謡曲などは、
 物流拠点・交通拠点として高砂が印象的なポイントであったことを
 物語るものであると私は考える)   
また、海伝いの旧道を歩いていくと多くの水路が行く手を阻むものとして
 目に入ってきますが、水路を乗り越えて行く手段として、渡し舟や、
 あるいは人の足で渡るといった行為が物資を東西に受け渡していく上で
 重要だったのではないかと思いをはせました。
 (この面でおすすめのコースは、高砂市高砂町から荒井町、伊保町、曽根町、
 姫路市大塩町、白浜町とたどっていく道筋です)
 参考文献帝国書院編「新詳高等地図」帝国書院、1975年改訂版 
  
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